AIでロゴを作ろう!と思って検索をかけて一番上に出てきたのがDESIGNS.AIでした。登録を進めていくと迷惑メールフォルダに入っていたりGmailで警告文が表示されていたので、いろいろ調べたり、実際に使ってみたりしたものをまとめた記事です。
結果的に、サービスは問題なく使用できます! しかしメールの送信元を変更していたり信頼面で一抹の不安はあります。
DESIGNS.AIのLogoMakerで生成したロゴは無料では使用できません。有料です。
登録したら警告文が!
必要事項を入力して認証のメールが届いたのだがGmailに警告文が表示された。
まずは会員登録をしようとサイトへアクセスして登録を進めていった。
入力事項は名前とメアドとパスワードと比較的シンプル。
入力すると認証メールが送られます。
ここで問題が発生した。メールが届いてないと思ったが、よくよく確認すると迷惑メールに入っている。
しかしメールを開くとGmailによる「このメールにはご注意ください」との警告文がある。過去に個人情報を入手するために、同様のメールがしようされたことがあるらしい。
フィッシングじゃないかと不安になる。ここでいろいろと調べてみました。
調べる
URLを入力してフィッシングサイトじゃないか判断してくれるサイトに入力してみたり、検索して同じような懸念点を上げてないか探してみたり。
Googleやyoutubeで使い方を調べたのですが数が少なかったのが気になりました。しかし特に詐欺サイトだという結果は出てきませんでした。
全体的に紹介しているサイトが少なかったのが気になりました。
ChatGPTに調べてもらった
ブラウジングモードのchatGPTに聞いてみたところ、英語の消費者レビューサイトで詐欺サイトか?という質問があり、大丈夫だという回答があるようです。数が少ないので信頼性は低いですがとりあえずは詐欺サイトだという回答はないようです。
情報元は下記のサイト
質問: Designs.ai は詐欺ですか、それとも合法の会社ですか?
提出者: Melissa M.(2020年2月13日)
回答:
https://www.sitejabber.com/faq/designs.ai/is-designs-ai-a-scam-or-a-legit-company-1 の文章を日本語訳して整理
- スパイク S.(2021年3月15日):信頼性のある合法的なビジネスです。https://designs.ai/enにアクセスして、ご自身で確認してください。
- ホイ・Yさん(2020年11月17日):合法的な会社ですよ。この質問を見てびっくりしました!
- アブドゥル R.(2020年7月20日):これは合法的な会社であり、独自のウェブサイトを持っており、Google ビジネスで認証されています。(URL: https://designs.ai/ja )
- アンジー・T(2020年2月13日):合法的な会社ですよ。彼らは認証済みの Google ビジネスと起動するウェブサイトを持っています。
下記の画像はGoogle翻訳で日本語訳したもの。
不安は残りますが、特に詐欺サイトだという情報もなさそうです。
Bing
中身は同じGPT4ですがMicrosoftのBingにも聞いてみましたが、特に詐欺サイトだという情報はなかったです。
WikipediaじゃなくてWIKITIA
Wikipediaがあるか調べたところ、WIKITIAというWikipediaの亜種みたいなサイトにDesigns.AIについて書かれていました。
下記はGoogle翻訳で日本語訳した画像。
サイトによるとDesigns.aiは親会社Inmagine Group によって運営されているサービスのようで、本社はマレーシアにあります。2018年にスウェーデンの会社を買収するなど歴史があるようです。
以下抜粋
Designs.AI
Designs.aiは、Inmagine Groupによって開発されたオンラインの人工知能を活用したクリエイティブプラットフォームで、デザインを必要とする非専門家に迅速でシンプルなツールを提供します。機械学習を活用して、ユーザーはビデオ、ロゴ、デザイン、ナレーション、モックアップの作成が可能です。このプラットフォームは、ビデオクリップ、ベクターグラフィックス、写真、グラフィックス、カラー、フォントのライブラリにアクセスできるようになっています。また、プロジェクトの共同作業やツールの統合などの機能も備えています。
利用可能な主要な4つのツールと補助的な4つのツールには、Logomaker、Videomaker、Designmaker、Speechmaker、Graphicmaker、Color Matcher、Font Pairer、および Social Media Calendarがあります。無料で使用することができる一方で、追加機能を利用するための有料サブスクリプションも提供しています。
歴史
Inmagine Groupは、123RFやThe Hungry JPEG、Vectr、LoveSVG、Craft Bundles、SlidesThemeなどのクリエイティブ製品を含むグローバルなクリエイティブエコシステムを持っています。マレーシアに本拠を置くInmagine Groupは、2019年12月時点で250人以上のグローバルチームと世界中に40のオフィスを持っていました。Inmagine Groupは2018年に、スウェーデンに本拠を置くオンライン画像編集スイートPixlrを第二の主要製品として買収しました。
Inmagine Groupは2019年12月に、第三の主要製品としてDesigns.aiをリリースしました。Designs.aiチームは、このプラットフォームが非デザイナーのコンテンツ作成プロセスを簡素化する、AIを活用した統合クリエイティブプラットフォームであると主張しました。このグローバルチームには、マレーシア、ポーランド、インド、パキスタン、インドネシアにまたがる約20人のメンバーがいます。
Designs.aiはInmagine GroupのAIエンジンであるInmagine Brainを搭載したSaaS製品の1つです。2020年11月の時点で、Designs.aiのユーザーの約40%がヨーロッパ、約30%が米国、約10%がアジアにいました。
以下chatGPTによる補足:
2021年初頭の時点で、Designs.aiはすでに100以上の国と地域で利用され、数百万人のユーザーにサービスを提供しています【20†source】。
https://wikitia.com/wiki/Designs.AI をgoogle翻訳で日本語訳してChatGPTに整えてもらったもの
ChatGPTの補足
ブラウジングモードのChatGPTに引用用の文字の整理を頼んだら最後の「~残りはその他の地域からのユーザーです」の部分の最新情報を勝手に検索かけて追記してくれました。
本来2020年までの情報しなかったのですが検索をかけて2021年初頭時点での情報を追記しました。
2021年初頭の時点で、Designs.aiはすでに100以上の国と地域で利用され、数百万人のユーザーにサービスを提供しています【20†source】。
ブラウジングモードのchatGPTによる追記部分
登録してみた
大丈夫そうだけどやっぱり心配だったので一旦捨てアドで登録してみました。
すると「~@amazonses.com」というところが送信元アドレスを変更して送信されたものです。との文言が表示されました。
送信元のメールアドレス: 010001890458957c-efb019e9-7560-4777-9d53-737bd2e7834c-000000@amazonses.com
@amazonses.comはAmazon Simple Email Service(SES)のサービスを使用したものなようです。このサービス自体は問題なく企業も普通に使用しているサービス。
しかしフィッシング詐欺メールのメールアドレス偽装にも使用されることがあるため、念のため警告文が表示されているのかもしれません。
Amazon SESとは
Amazon Simple Email Service(SES)は、Amazon Web Services(AWS)が提供するクラウドベースのメール送信サービスです。このサービスは、開発者や企業が大量のメールを効率的に、かつ確実に送信するために使用されます。
以下に、Amazon SESの主な特徴と使用例をいくつか挙げてみましょう:
特徴:
- スケーラビリティ: Amazon SESは、小さなメールキャンペーンから大規模な送信ニーズまで、あらゆる規模のメール送信を処理することができます。
- 送信品質: Amazon SESは、スパムやマルウェアを送信する可能性のあるメールの送信を防ぎます。これにより、送信者のメールがスパムフィルターによってブロックされる可能性を減らします。
- 統合: Amazon SESは他のAWSサービスと簡単に統合することができ、AWSでホストされるアプリケーションからメールを直接送信することが可能です。
- 柔軟性: Amazon SESはSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)をサポートしており、既存のメールアプリケーションとの互換性を持っています。
使用例:
- トランザクションメール: これらは、購入確認、パスワードリセット、アカウントの通知など、特定のユーザー行動に応じて送信されるメールです。
- マーケティング通信: Amazon SESは、ニュースレター、プロモーション、特別オファーなどの大量のメールキャンペーンを送信するのに適しています。
- システム通知: システムがエラーや他の重要な通知を自動的に送信する必要がある場合、Amazon SESを使用することができます。
以上のような特徴と使用例からも分かるように、Amazon SESは大量のメールを迅速かつ効果的に送信する必要がある企業や開発者にとって有用なツールとなっています。
メール認証失敗
届いたメールのメール認証のURLをクリックすると認証が失敗してしまいました。再度試しましたが同じように失敗しました。
既に認証完了しているのか?と思いサイトでログインしてみるとすんなりログインできました。
これはもしかしたら形だけのメール認証でメアドとパスワードを抜き取るんじゃなかろうか?と思い適当なアドレスとパスワードでログインできるか試してみました。
ログインシステムは正常に機能しているようで適当なメアドとパスワードの場合ははじかれました。少し安心しました。
使ってみた
logomakerでロゴを作成してみました。
ログイン後にマイプロジェクトからロゴ。
Create new logo
ここから日本語ではなくなっていたのでページをGoogle翻訳で日本語して使用すると使いやすいと思います。
左がアイコン、真ん中が名前、右がイニシャル。ドロップダウンが業界を選択するところ。各選択をしたら右上のNEXTで次のページへ。
上に名前、下にスローガンを入力。スローガンはなくてもよいです。
好きなデザインの種類を選択。複数選択可能なので選択して次へ。
次に色を選択。左上はランダムカラーなようです。
生成が始まり、
数秒待つとロゴが生成されました。この中から最大5個選びます。
選択されたロゴが表示されてダウンロードができるようになったようです。透かしのようなものが入っています。
ダウンロードしようとしてみるとサブスクを求められます。無料で使用できるのは生成まででダウンロードして使用するにはプラン契約が必要です。
まとめ
Designs.AIは詐欺サイトではななさそうだし、歴史や実績もある。サービス自体も問題なく利用できます。
しかし送信元アドレスを変更して送信してGmailに迷惑メール判定されているなど信頼性に不安が残る。
ロゴ作成サービスのlogomakerは生成物をダウンロードするのに料金がかかります。無料では使用できません。
designs.aiはchatGPTが公開された2022年11月より以前にサービスを開始しており、chatGPTにより再度巻き起こったAIブームによって作られたサービスではない。
他にも無料でロゴ生成サービスはあるので私は一度他のサービスを使ってみようかと思っています。
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